明日から秋のお彼岸です

妙円寺の境内の彼岸花がキレイに咲き始めました。

彼岸花は別名「曼珠沙華(マンジュシャゲ)」とも呼ばれています。法華経などの経典に由来し梵語で「紅色の花」を意味すると言われています。その他、仏具の天蓋に似ていることから「天蓋花(テンガイバナ)」、学名の「Lycoris radiata(リコリス・ラジアータ)」から「リコリス」などの別名もあるそうです。

「曼珠沙華」とはサンスクリット語で「天界に咲く花」「見る者の心を柔軟にする」という意味もあるそうです。今は彼岸花の品種改良が進んで赤色だけではなくて「黄色」や「白色の彼岸花」もあるみたいです。有名な某アニメに出て話題になった「青い彼岸花」は残念ながら存在しないみたいです。

ちなみに「彼岸」=「あの世」と連想されるように彼岸花は花・茎・葉・球根すべてに毒があります。口にしてしまうとその毒によって「あの世」に逝ってしまうことから「彼岸花」あの世の花と呼ばれるようになったという説もあります。